2011年1月31日月曜日

仏教伝来の道、平山郁夫と文化財保護

2011年1月30日、国立東京博物館平成館で開催中の「仏教伝来の道-平山郁夫と文化財保護」。
特に平山郁夫さんの絵に関心があったわけではなく、平山さんごめんなさい、中国の西にあるものに関心があって見に行きました。
展示は、仏像を中心に、ガンダーラ、バーミヤン、敦煌、方向を変えてアンコールワットと分かれていました。
シルクロード経由の仏の造形と、南の仏の造形の違いに、改めてびっくり。これは、時間をかけて追求したいテーマになりそうです。

2011年1月24日月曜日

2011年1月15日、昔からの知り合いの濱口さんと本宮さんの作品を見に行きました。場所は表参道ヒルズのとなりのGalerie412.
濱口さんはいつもの、メタルアートとアクセサリーです。本宮さんはミックスド・メディアの作品。
長い時間居心地よく過ごしました。美術館でたくさん作品を見るのも良いですが、ギャラリーで時間をかけて作品に集中するのも良いものです。最初に見た印象が、日の向きが変わるにつれて変わっていきました。なかでも本宮さんのヤシの実を描いた作品の画面の感触に引きつけられました。濱口さんの線材の天井空間アート?もいい感じ。

2011年1月14日金曜日

トランスフォーメーション 東京都現代美術館

2011年1月10日、東京都現代美術展の2つの展示を見る。東京文化発信プロジェクトの東京アートミーティング「トランスフォーメーション」とオランダのアート&デザイン。
トランスフォーメーション展は、人の変身などトランスフォーメーションへの関心を、表現したもの。映像作品が多かった。
オランダのアート&デザインは、ここずっと注目を浴びているオランダ・デザインに関する展示。コンセプチュアル・デザインとでもいえるもの。
2011年1月8日、ART Transitの企画で東京国立博物館に行く。
平成館でレクチャーがあり、その後本館の「博物館で初詣」を見てから、法隆寺宝物館。
本館は、さすが東博の、雪舟、狩野永徳、伊藤若冲など。また今度じっくり見に行かなくては。
法隆寺宝物館は今までなぜか素通りしていた。明治始めに法隆寺が皇室に提供した宝物を展示している。観音菩薩像などの仏像をオブジェのように幾何学的に配置するなど超モダニズム。

2011年1月3日月曜日

モネとジヴェルニーの画家たち

BUNKA村、2011年1月3日。
モネとジヴェルニーの画家たちとなっていますが。展示の中心はアメリカのテラ財団の持っているジヴェルニーで絵を描いたアメリカの画家たちの展示が中心です。
アメリカ人の画家にもフランスの田舎が好きな人たちがいたという事です。リラクセーションには良いかもしれないが、それでという感じも。

カンディンスキー

「カンディンスキーと青騎士展」三菱一号館、2010年12月25日に行きました。
カンディンスキーがミュンヘンにいた頃の抽象にいたる過程の作品が展示されています。レンバッハハウスにある作品です。
見た後記憶に残ったのは、絵の右側が黄色で真ん中には黒い色がある、カンディンスキーがシェーンベルクのコンサートに行ってイメージしたという作品。人の頭のような山形の図形も記憶に残ります。
この美術展ではあまり触れられていませんが、カンディンスキーはシュタイナーの人智学に傾倒していたそうで、その影響も絵に現れているという説もあるそうです。そう言われればそうも見えます。
今回の展覧会では、カンディンスキーばかりではなく、青騎士のマルクやマッケの作品も展示されていて、あまり見られない作品に出会える良い機会でした。