2011年3月28日月曜日

2011年3月21日、世田谷美術館、白洲正子 神と仏、自然への祈り。
白洲正子は1910年生まれ。「西国巡礼」「かくれ里」「近江山河抄」「十一面観音巡礼」などの紀行文を書く。本展には、白洲正子が愛した、自然、神、仏が集合。
本地垂迹説(ほんじすいじゃく)では仏は神に化身したという。そういう意味で、ここでは仏や神が混在している。
展覧会を見に行った後1週間経ってこのブログを描いているが、どうも仏や神の像を語る言語がうまく見つからない。これは課題。

2011年3月23日水曜日

フェルメール展

フェルメール展、2011年3月20日、Bunkamuraミュージアム
フランクフルトのシュテーデル美術館所蔵のオランダ・フランンドル絵画が日本に来ている。
目玉はもちろんフェルメールの地理学者。
フェルメールおなじみの左上方から光が入る部屋の中で、日本の着物のようなものを来た地理学者が描かれている。地球儀、地図、コンパス、直角定規のような小物が配置されている。
オランダが派遣を握るなかで、最先端の地理を研究する学者か。
でもそういえば地理学ってなんだろう。たしかに学校の時には地理を学んだが、地理学者がこんな部屋のなかで何を行っているんだろう、コンパスを持って。調べてみると、地理学には、自然地理学、人文地理学、地誌学、地図学、地理学史とあるようだが、フェルメールが描くこの学者はどれにあたるのだろう。・・・とちょっとアートからは脱線。

フェルメールの他にはレンブラント、ルーベンス、フランス・ハルス、ヤン・ブリューゲル、ロイスダールなど。

2011年3月21日月曜日

高嶺格

2011年3月19日、横浜美術館、高嶺格(たけみね ただす) とおくてよくみえない

会場へ行く階段を上がっていくと、大きな布が風で揺れてゴーというような音を立てている。

暗い展示室に入ると、綿/アクリル布の作品郡。感触をもとめた作品か。後から解説を見ると高嶺さんの過去には作品を触る事を求める作品もあるという。

次の展示室との間では、ビデオの左右に男女2体の観光地にあるような顔がでる人形がたっている作品。断片的な意味不明な事を話す。これも見る人に貴方は分かろうとしているのかと問いかけているのか。

10人ほど並んでいる展示室に入るとそこは真っ暗。小さなライトが、中にある廃材やそこに書かれている文字を照らしていく。ここでも貴方は何かを分かろうとしているのかと問いかけられる。

それ以降の作品も、見る事、ここにある事、分かる事、偶然性、身体性などを問いかける作品が続く。


2011年3月7日月曜日

2011年2月26日。出光美術館、琳派芸術、第2部転生する美の世界。
酒井包一を中心とする江戸の琳派を中心の展示。俵屋宗達、尾形光琳から続く風神雷神図。燕子花がきれいな八橋図屏風。十二か月花鳥図。
面白いなと思ったのは、屏風という折り畳まれた空間をうまくつかい、見える所と見えない所を組み合わせ空間を表していた八橋図屏風。
鈴木其一の作品も沢山ありました。