カンディンスキーがミュンヘンにいた頃の抽象にいたる過程の作品が展示されています。レンバッハハウスにある作品です。
見た後記憶に残ったのは、絵の右側が黄色で真ん中には黒い色がある、カンディンスキーがシェーンベルクのコンサートに行ってイメージしたという作品。人の頭のような山形の図形も記憶に残ります。
この美術展ではあまり触れられていませんが、カンディンスキーはシュタイナーの人智学に傾倒していたそうで、その影響も絵に現れているという説もあるそうです。そう言われればそうも見えます。
今回の展覧会では、カンディンスキーばかりではなく、青騎士のマルクやマッケの作品も展示されていて、あまり見られない作品に出会える良い機会でした。
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