Art Watcher
2011年6月26日日曜日
2011年6月25日、目黒区美術館、ラファエル前派からウィリアム・モリスへ。
英国のキュレータの企画、国内を巡回している。
バーン=ジョーンズ、ロセッティなどがたくさん見られたのはうれしい。ラファエル前派が装飾的なものに感心をもっていたのは判るが、それがどうウィリアム・モリスにつながるのか、もう少し調べなくては。
2011年6月19日。日本橋高島屋8Fホール。ジパング展。
キュレーションはMIZUMA ART GALLERYの三潴
さんが努めている。
31名の作家が日本的なるものに関する展示を行っている。
屏風風、金の地、装飾的、マンガ的なものが日本風として提示されている。
2011年6月18日、東京国立近代美術館、パウルクレー-おわりなきアトリエ。
当展覧会は、クレーの作品制作プロセスに焦点を当てている。クレーはアトリエを写真に撮っているので、どの作品がいつどのアトリエにあったかが特定できる。
また、クレーの制作プロセスを、油彩転写の作品、作品を切ったり回転させたりした作品、作品が支持体の裏表にある作品などに分けて紹介している。
またクレーは作品を自ら分類し、また特別な作品というものを選んでいる。これも興味深い。なにが特別なのか?
2011年6月12日日曜日
ルドゥーテ「美花選」展
BUNKAMURA ザ・ミュージアム、2011年6月10
日、ルドゥーテ「美花選」展
植物を学術的とアートの間で書き続けた画家。
新たな植物がどんどん発見されていた時代、美しいものを記録したいという意欲を感じる。ともかくきれいである事は間違いない。
アフリカの貌、宮本三郎記念美術館
宮本三郎記念美術館で、世田谷美術館がコレクションをしているアフリカコレクションを「アフリカの貌」として公開。
イッサ・サンプの太鼓を叩く男の像がすばらしい。首を前につきだしてドラムを叩く、音が聞こえてくる。
アーティストファイル2011
2011年6月4日、国立新美術館、アーティスト・ファイル2011
今回のアーティストは、
自動車レースを描いた、クリスティン・ベイカー
上海の写真の、バードヘッド
ありふれた材料を壁一面に、タラ・ドノバン
淡い水彩風の、岩崎力也
スカーフを床一面にはり空気を入れた、鬼頭健吾
鉱山を俯瞰した写真のような作品など微細な動きを展示した、松江泰治
大きな熊の像や、箱など、大規模インスタレーションの、ビョルン・メルフス
陶器で岩のようなものを作った、中井川由季
松江さんの映像作品が良かった。
2011年6月3日金曜日
2011年5月28日、東京藝術大学美術館、香り展。
香りにちなんだ展示。
やはり香りといえば、香道。
香木や、香道でつかう道具類など珍しいものがいっぱい。
聞香を行う部屋も再現してあった。
当時の人は優雅だったのか、暇だったのか、随分凝った楽しみ方をしていたのが分かる。
それ以外には、香りにちなんだ唐時代の女性像や、香りがしそうな梅の絵など。
レンブラント展
2011年5月26日、国立西洋美術館、レンブラント光の探求闇の誘惑。
この展覧会に再び行ってしまった。
油絵と版画。
油絵は「書斎のミネルヴァ」など見飽きない。描く事でしか表現できない、そこにある存在感。
版画作品は、黒い闇に引き込まれる。じっくり見ないといけない。
ブッダ展
2011年5月26日、手塚治虫のブッダ展、国立博物館。
国立博物館も色々な事を行う。手塚治虫のマンガ作品ブッダと本物の仏像を並べてみせるという趣向。
マンガの方はどうも・・・・というわけで、ガンダーラの仏陀像が端正な顔、立ち姿で、なかなかよかった。
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