2011年12月31日土曜日

メタボリズム

2001年12月29日、歌川国芳展に行ったあと、1階上に上がり、森美術館の「メタボリズムの未来都市展」に行ってきました。
私には、国芳はうーんだったのですが、こちらはたいへん面白く見てきました。
メタボリズムは黒川紀章の中銀カプセルタワービルくらいの知識しかなかったのですが、成長する都市計画を作ろうという壮大なプロジェクトであったことがこの展示を見ると良くわかります。
これは成長時代の徒花だったのか。それとも今が志が低すぎるのか。
今、東京都現代美術館で開催されている「建築、アートがつくりだす新しい環境―これからの“感じ”」展と一緒に見ると、建築ってなんなんだろうと思います。答えはでていません。

歌川国芳展

2011年12月29日、森アーツセンターギャラリーで行われている「没後150年歌川国芳展」に行きました。
観客は六本木のせいか、またまた国芳的なキッチュが好まれているのか、若い人が多く「これはすごいね」と言っていました。
私の感想は構図は面白い所もあるけど・・・、という感じでした。

2011年12月29日木曜日

プラド美術館所蔵ゴヤ光と影

早く行きたいと思っていたのですが、2011年12月25日にやっと国立西洋美術館で開催されている「プラド美術館所蔵ゴヤ光と影」に行きました。
目玉は《着衣のマハ》。白い衣装の描き方がうまい。
その他にも、自画像、明るい色彩で描かれたタペストリーの下絵の油絵、風刺が効いた版画作品のもとになっている素描など、100点以上の作品がプラド美術館から来ています。また同時に国立西洋美術館所蔵の版画作品もいっしょに展示され、素描と版画が対比して見られる工夫をしています。


2011年12月24日土曜日

ザ・ベスト・オブ・山種コレクション

2011年12月23日に、山種美術館で行われている所蔵品展、「ザ・ベスト・オブ・山種美術館」に行きました。
この展覧会は前期と後期で展示替えがあり、私の行ったのは前期で、11月12日から12月25日の展示で、「江戸絵画から近代日本画へ」という内容です。
近代日本画に苦手意識を持っている私としては一種のアドベンチャーでした。
後期は、1月3日から2月5日で、「戦前から戦後へ」です。

2011年12月18日日曜日

ゼロ年代のベルリン & 建築展

2011年12月17日、東京都現代美術館の「ゼロ年代のベルリン展」と「東京アートミーティング(第2回)[SANAA・MOT共同企画]
建築、アートがつくりだす新しい環境――これからの“感じ”」に行きました。

「ゼロ年代のベルリン展」は9月から開催されていたのですが、まだ期間があると思っていたので、行ったのは昨日になってしまいました。
ベルリン在住のアーティストの作品なのですが、アーティストの出身地はドイツだけでなく多様で、ベルリンがアートの一つの中心地になっているのだということがわかります。

「東京アートミーティング(第2回)[SANAA・MOT共同企画]
建築、アートがつくりだす新しい環境――これからの“感じ”」はSANAAとの共同企画ということで、展示会場の最初はSANAAのローレックス・ラーニング・センターの模型で、その後様々な建築家が紹介されています。建築もミース・ファン・デル・ローエからここまで来てしまったのかというような作品が沢山あります。

2011年12月17日土曜日

原爆の図丸木美術館

2011年12月17日、埼玉県東松山市にある、「原爆の図丸木美術館」に行きました。
正直な所、ここは、テーマが重い事と、場所が遠い事から、なかなか足が向かない美術館だったのですが。今回は、渋谷の岡本太郎の壁画に追加部分を作って勝手に展示してしまったという事で話題になったChim↑Pomの企画展を行うということで、重い腰を上げました。

ところで、ちょっと前から、もう少し読んでいただけるBLOGを作ろうと思い、こことは別のBLOGを立ち上げました。丸木美術館をどう見たかなどは、そちらのBLOGを見ていただけると幸いです。

http://musasphere.blogspot.com をアクセスしてみてください。

2011年12月15日木曜日

野見山曉治展

2011年12月14日にブリジストン美術館の「野見山曉治展」を見にいく。
野見山さんは、1920年生まれの作家ですが、まだまだ作品を作られています。

2011年12月11日日曜日

コビケン/高橋コレクション

2011年12月10日、日の出駅近くのTABLOID ギャラリーで行われている、「コビケンは生きている − 高橋コレクションより −」に行きました。
日本で活動している作家が、古い日本の美術の伝統にどう結びついているのかを示す、展覧会です。作品は高橋コレクションから選ばれています。

神戸智行展

2011年12月10日に、佐藤美術館で開催している「神戸智行展」にいきました。
佐藤美術館は、信濃町と千駄ヶ谷の間にある小さな美術館です。
神戸さんの作品は、自然を指向したもので、植物、小さな虫、トンボ、カエル、などが描かれており、良い感じです。

ウフィツィ・ヴァーチャル・ミュージアム展

2011年12月10日、イタリア文化会館で行われている「ウフィツィ・ヴァーチャル・ミュージアム展」を見に行きます。
これはウフィツィ美術館にある、有名な作品をデジタル処理し現物と同じサイズで展示するというものです。
満足感と物足りなさの微妙な感じです。

ロートレック展

2011年12月9日、三菱一号館美術館、トゥールーズ=ロートレック展に夜行く。
三菱一号館美術館は金曜日は夜8時まで開いているので助かります。
内容は三菱一号館美術館が所蔵しているトートレックのリトグラフを中心にした展示会

2011年12月1日木曜日

2011/12/1、静岡市美術館、レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想を見に行く。

チケットの写真からして微妙ですね。というわけで、レオナルド・ダ・ヴィンチの周辺の画家達展です。
ダ・ヴィンチの本物も、小さなデッサンが数点ありました。

2011年11月27日日曜日

2011年11月27日、サントリー美術館、以前「不滅のシンボル鳳凰と獅子」展でこの展覧会も入場できる券をもらったので、「南蛮美術の光と影」を見に行きました。
見所は会津藩に伝わっていた、2つの泰西王侯騎馬図屏風。1つはサントリー美術館に、もう一つは神戸市立博物館にある。今回はそれらが一同に会しての展示。題材は西洋だが、技法は屏風に岩絵具で書くという、和洋折衷の面白さ。
2007年11月27日、出光美術館、「長谷川等伯と狩野派」に行く。
長谷川等伯の《竹虎図屏風》が見所。しっぽのフサフサ感がかわいい。
2011年11月27日、東京国立博物館、「法然と親鸞」展に行く。
この展覧会は展示替えがあるので、2回行ってしまいました。
後半の見所は、《山越え阿弥陀》と親鸞に似絵です。

2011年11月21日月曜日

2011年11月20日。東京美術倶楽部で行われている、プリュス・ジ・アート・フェア2011に行く。
今の市場ではこういうものが受け入れられているのかと判る。

2011年11月19日、土曜日は本当は見学ができない日なのだが、グループで行けたので、土曜日に見せていただいた。
村井さんは日本で抽象絵画を始めた先駆者の一人。その色と形態に引き込まれるような絵画作品、版画作品、立体作品などが展示されている。そしてなによりも素晴らしいのは美術館の中に木造家屋のアトリエをそのまま残しているところ、ああここで作品ができたのだなと感じてしまう。
2011年11月12日、ニューオータニ美術館。池大雅-中国へのあこがれ。
展示数は少ないが、《洞庭赤壁図巻》など貴重な作品が展示されている。池大雅は一度も中国に行くことは無かったが、中国に対する関心、憧れは、相当なものであったようで、生涯に何度も中国を題材にした絵を描いている。なぜそれほどまでに中国のことを想ったのか、そこが良くわからない。

2011年11月20日日曜日

2011年11月5日、荒木経惟−人・街。宮本三郎記念美術館で荒木経惟の初期の作品展を行っていたので見に行く。世田谷美術館が改装中なので、宮本三郎記念美術館でも世田谷美術館所蔵品の展覧会が行われている、今回もその一環のようだ。
《さっちんとマー坊》、《中年女》などの初期の作品や、歌舞伎町の猥雑な街の写真など。スクラップブックの見えないページはディスプレイで展示されていた。
今の時代には無い、濃い感じ。
2011年11月3日、午前中に東京国立博物館の法然と親鸞展に行った後、千住大橋にある石洞美術館に行く。これは個人美術館でオーナーがインドで収集した美術品を展示している。今回はヒンドゥー美術展ということで、ヒンドゥー関係の展示が多かったが、細密画やヨーロッパのアジア古地図なども同時に展示してあった。見所はエロティックなプロポーションの神像か。このようなコレクションをされている方がいるとは日本も捨てたものでもないなと感じる。
2011年11月3日、東京国立博物館の法然と親鸞へ行く。これは敷居が高そうだったので、事前にちょっと法然と親鸞の勉強をしました。今回の展覧会では前半と後半でだいぶ作品の入れ替えがある。前半の見所はやはり、25菩薩阿弥陀来迎図、いわゆる早来迎。
後半の見所は山越阿弥陀でしょうか。

ヨコハマトリエンナーレ

2011年10月15日に横浜美術館会場、10月22日に日本郵船海岸通倉庫に行く。また、10月23日には、逢坂理恵子さんの国際展を美術館で行うことを検証するパネルディスカッションに参加。
記憶に残ったのは、日本郵船海岸通倉庫の砂鉄からスプーンを作るビデオとインスタレーション、死海に沢山のつながったスイカと作者が浮かんでいるビデオ作品、横浜美術館の大勢の美容師が一人の女性のヘアカットをするビデオ作品。そのいずれも、行為、又は動きに、見入ってしまった。

2011年10月15日土曜日

2011年10月10日、国立新美術館、モダン・アート・アメリカン展
アメリカのフィリップス・コレクションから選ばれた作品の展覧会。オキーフやホッパーの作品も。でも、作品では風景画が多かった。アメリカ人は風景画が好きなんだなと改めて思いました。
2011年10月4日。
豊橋市美術博物館。黄金の世紀。
三河、遠州、南信の古墳からの出土品の展示。黄金の世紀というタイトルよりは地味でしたが、鏡、馬飾りなどが多数あり、これはこれで興味を持てば楽しそうだなという感じですね。

2011年10月3日月曜日

2011年10月2日、東京都現代美術館、《木を植えた男。フレデリック・バック展》へ最後の日に行く。
フレデリック・バックはテレビ創成期にテレビでのイラストを作った。アカデミー賞でも短編映画で受賞した。
展覧会のびっくりするほど多くの作品から、バックさんの良い人かげんが伝わってくる。
でもね、今は、良い人が世界を切り開く時代ではないような・・
2010年10月2日。江戸東京博物館。「世界遺産ヴェネツィア」に行く。
カルパッチョの《二人の貴婦人》、ベッリーニの《総督ジョヴァンニ・モチェニーゴの肖像》、カナレットの《柱廊のあるカプリッチョ》を見られたのが収穫。でもそこに辿り着くまでが長かった。


2011年10月1日土曜日

2011年9月24日。東京国立近代美術館。「イケムラレイコ うつりゆくもの」。
イケムラレイコは、スペインで美術を学び、現在はドイツで活動している、津市出身の画家。
展示にはキャプションはついてなく、作品の新しいものから古いものにならべるというもの。とにかく作品を見てくれと言っている。
抽象に近い表現で海を描いたもの。顔を下に地面に転がっている像。様々の東部の像。
2011年9月18日。神奈川県立近代美術館葉山館。
「現代美術の展開」。
本当はモランディの企画展を行うはずであったが、福島原発の影響で作品が借りられず、その代わりに収蔵品展となった。
代わりの企画とはいえ、これはかなり楽しめた。
神奈川県立近代美術館は1951年に日本で初めての近代美術館として開館し、日本の美術館をリードしてきた。ちなみに東京国立近代美術館の会館は欲念の1952年となる。展示されているものは、1950年代のコレクションから、現在のコレクションまで多様なものとなっている。具体の吉原治良、ハイレッドセンターの高松治朗、中西夏之、もの派の李禹煥など。
2011年9月16日。出光美術館。「大雅・蕪村・玉堂と仙がい
日本の文人画はもともと中国の南画がもとになっているが、官僚の修養のための南画と文人画には異なった部分もあるようだ。軽妙さ、洒脱さ、そして笑いにつながるような心は、日本文人画特有なものとされている。
本展では、特に笑いに焦点を当て、出光美術館収蔵の”仙がい(漢字が登録されていないのでかなで我慢してください)”の作品も合わせて展示している。

2011年9月1日木曜日

2011年8月30日。ブリジストン美術館、「没後100年青木繁展」
青木繁の「黄泉比良坂」「海の幸」「わだつみのいろこの宮」などの代表作が一同に展示されている。
どうも共感できないのは、作者の年代のせい?、青の色使いのせい?、神話に題をとったせい?

2011年8月22日月曜日

2011/8/21 埼玉県立近代美術館、「彫刻家エル・アナツイのアフリカ」
アフリカ・ガーナに1944年に生まれた、エル・アナツイの展覧会。
流木など木を使ったレリーフ、リカーの蓋を銅線で繋いで布のようなものにした作品など。現代美術として質が高いと感じる。
2011/8/13 東京国立博物館、「空海と密教美術」
空海が、唐に行く前の書、唐から持ち帰ったもの、空海が始めた密教由来の曼荼羅、仏像。
2011/8/7 国立西洋美術館、大英博物館古代ギリシャ展
前回、なぜか集中して見られなかったので、再び、見に行く。
ギリシャ人の理想の人体表現へのエネルギーを感じる。
もっと美しい体を・・・・・・
2011/7/25 国立新美術館、ワシントン・ナショナル・ギャラリー展
なんといっても、モネの「パラソルをさす女」。ここには画集ではわからなかったものがある。
2011/7/16 東京都現代美術館、名和晃平「シンセシス」
見ること、見られる物質の表面、に焦点を当てる。
それは鏡やガラス玉のイリュージョン。ゆれる水。動き回る光。
2011/7/10 国立西洋美術館、大英博物館古代ギリシャ展
大英博物館のギリシャ・ローマ・コレクションより、
人体表現に関する作品を展示。
圧巻はミュロンの円盤投げのコピー。
2011/7/10 山種美術館、美しき日本の原風景
日本の懐かしい風景に焦点を当てた展覧会。
川合玉堂、奥田元宋、東山魁夷

2011年7月9日土曜日

2011年7月3日。サントリー美術館。不滅のシンボル鳳凰と獅子。
中国・日本で神聖な図像である鳳凰と獅子の作品を展示。
特定の思想・宗教に特有な図像というわけでなく、東アジアで広く使われている図像であることが面白い。

豊田市美術館 松井紫郎

豊田市美術館。常設展。 2011年6月29日。
豊田市美術館は、谷口吉生さんが作った、モダンを絵に描いたような建築。
常設展は、関根伸夫、中西夏之、クリムト、エゴンシーレ、ココシュカなど。
また常設展の料金で、松井紫郎の「亀がアキレスに言った事。新しい世界の測定法」の展示も見られた。これは必見。

2011年6月26日日曜日

2011年6月25日、目黒区美術館、ラファエル前派からウィリアム・モリスへ。
英国のキュレータの企画、国内を巡回している。
バーン=ジョーンズ、ロセッティなどがたくさん見られたのはうれしい。ラファエル前派が装飾的なものに感心をもっていたのは判るが、それがどうウィリアム・モリスにつながるのか、もう少し調べなくては。
2011年6月19日。日本橋高島屋8Fホール。ジパング展。
キュレーションはMIZUMA ART GALLERYの三潴
さんが努めている。
31名の作家が日本的なるものに関する展示を行っている。
屏風風、金の地、装飾的、マンガ的なものが日本風として提示されている。

2011年6月18日、東京国立近代美術館、パウルクレー-おわりなきアトリエ。
当展覧会は、クレーの作品制作プロセスに焦点を当てている。クレーはアトリエを写真に撮っているので、どの作品がいつどのアトリエにあったかが特定できる。
また、クレーの制作プロセスを、油彩転写の作品、作品を切ったり回転させたりした作品、作品が支持体の裏表にある作品などに分けて紹介している。
またクレーは作品を自ら分類し、また特別な作品というものを選んでいる。これも興味深い。なにが特別なのか?

2011年6月12日日曜日

ルドゥーテ「美花選」展

BUNKAMURA ザ・ミュージアム、2011年6月10
日、ルドゥーテ「美花選」展
植物を学術的とアートの間で書き続けた画家。
新たな植物がどんどん発見されていた時代、美しいものを記録したいという意欲を感じる。ともかくきれいである事は間違いない。

アフリカの貌、宮本三郎記念美術館

宮本三郎記念美術館で、世田谷美術館がコレクションをしているアフリカコレクションを「アフリカの貌」として公開。
イッサ・サンプの太鼓を叩く男の像がすばらしい。首を前につきだしてドラムを叩く、音が聞こえてくる。

アーティストファイル2011

2011年6月4日、国立新美術館、アーティスト・ファイル2011
今回のアーティストは、
自動車レースを描いた、クリスティン・ベイカー
上海の写真の、バードヘッド
ありふれた材料を壁一面に、タラ・ドノバン
淡い水彩風の、岩崎力也
スカーフを床一面にはり空気を入れた、鬼頭健吾
鉱山を俯瞰した写真のような作品など微細な動きを展示した、松江泰治
大きな熊の像や、箱など、大規模インスタレーションの、ビョルン・メルフス
陶器で岩のようなものを作った、中井川由季
松江さんの映像作品が良かった。

2011年6月3日金曜日

2011年5月28日、東京藝術大学美術館、香り展。
香りにちなんだ展示。
やはり香りといえば、香道。
香木や、香道でつかう道具類など珍しいものがいっぱい。
聞香を行う部屋も再現してあった。
当時の人は優雅だったのか、暇だったのか、随分凝った楽しみ方をしていたのが分かる。
それ以外には、香りにちなんだ唐時代の女性像や、香りがしそうな梅の絵など。

レンブラント展

2011年5月26日、国立西洋美術館、レンブラント光の探求闇の誘惑。
この展覧会に再び行ってしまった。
油絵と版画。
油絵は「書斎のミネルヴァ」など見飽きない。描く事でしか表現できない、そこにある存在感。
版画作品は、黒い闇に引き込まれる。じっくり見ないといけない。

ブッダ展

2011年5月26日、手塚治虫のブッダ展、国立博物館。
国立博物館も色々な事を行う。手塚治虫のマンガ作品ブッダと本物の仏像を並べてみせるという趣向。
マンガの方はどうも・・・・というわけで、ガンダーラの仏陀像が端正な顔、立ち姿で、なかなかよかった。

2011年5月22日日曜日

写楽展

2011年5月22日、東京国立博物館、写楽展。
写楽は寛政6年5月から寛政7年1月までの一年に満たない期間だけ作品を残し後世に名を残した。
微妙な顔の輪郭の線で人を表し、着物と着物の下の肉体を想像させる。すばらしい技が見られる。また手の指や、足の指の描き方はすごい。